京都のリーマンメモリーズ

京都で働くサラリーマンです。東寺や書籍の紹介をします。

舞妓 戦略思考トレーニング 鈴木貴博 日経文庫

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昨日、いつも乗っているバスに乗り遅れて、別のバス停行った時に看板に貼ってあったポスターです。

 

牛乳石鹸の舞妓シリーズ。

 

今回のではなく、前回のコメントが良くてとても印象に残っています。

 

「今でも怒られることはしょっちゅう。切り替えが大事どす。」

 

慣れない踊りや作法を稽古する過程で、厳しく指導されている様子が目に浮かぶようで、いい広告だなと思いました。

 

今回の広告は、コメントよりも、写真が素晴らしいと思います。

 

とても良いタイミングの写真だと思います。

 

このシリーズは地元民はもちろん、京都に来る観光客にも喜ばれると思いますので、是非続けて欲しいと思います!

 

本の紹介です。
 

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戦略思考トレーニング 鈴木貴博 日経文庫
 
商売をするにおいてやはり考えないといけないのが戦略。この本では、いろんな商売のアイデアを紹介しています。とても参考になります。
 
ポイントは以下です。
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くらたさんが新しいビジネスを組み立てるために、いかに常識と非常識をうまく舵を取るのかについての技が公開されています。くらたさんの言葉で言うとそのコツは「右手にロマン、左手にそろばん心にジョーダン」だと言うこと。
 
通常のビジネスにおいては常識的に行動する。その上で、日常的に週に1時間とか、毎日10分間とか、常識を超える発想する訓練をすると言う方法です。その10分間、ないしは1時間の間だけは、発想について批判的な検証は一切しないこと。そして常識的になビジネスマンでありながら、必要に応じて自由な発想ができるように頭を切り替えるようになれば、戦略思考力が一段と高まることにつながります。
 
売り上げ増の古典的なエピソードに19世紀のアフリカに靴を売りに行くセールスマンの話があります。「ここでは誰も靴を履いていない。無限のマーケットがある」と言う話ですが、これは売り上げ増の方程式に沿って考えれば正しい考察です。どのようなビジネスでも新しい地域に進出した上で、そこで潜在的に無数の顧客を獲得できる可能性があるのであれば、まだ進出していないエリアには無限の可能性があると言うことになりますから。
 
カジノでの顧客満足度を調べた結果、「賭けに勝つこと」よりも「従業員の笑顔」の方が重要であることがわかったそうです。だからハラーズでは監視カメラの映像から従業員の笑顔の数を数えるようになったのです。そのことを徹底した結果、ハラーズが運営するカジノを訪れる顧客は10分に1度、従業員からにっこりとほほ笑みかけられているそうです。
 
MTBと言う健康シューズがあります。アフリカのマサイ族の歩き方を研究して作られた、マサイ族のような健康的な立ち姿と、躍動的な下半身を作ることができる靴として人気が高い商品です。しかしこの靴は一足3万円前後と靴としてはとても高い。
 
営業のコツは商品やサービスが高いか安いかではなくて、クライアントが何と比較しているかを知ることの方が重要ですよね。
 
コーラには砂糖水に夢が入っている。
 
クリステンセンは「性能が不十分で技術に改良の余地がある部分は儲かるけれど、性能が十分になってしまってどの企業が作っても差が出ない部分は儲からない」と主張しました。
 
ビジネスモデルの秘密と言うのは一般常識を超えたところに真実があるものです。
 
コンサルティングファームでの地位が高い人間ほどペーパーテストの成績は高く、低い人ほどクイズに答えられていません。グラフにしてみると面白い位、知識とコンサルタントとしての能力レベルには高い相関がありました。
 
「現場の人にとっての常識」が、分析してみるときちんとグラフに出てくると言うのは面白いことだと思いませんか?常識は必ずデータに裏付けられる。このことを覚えておくだけで、 戦略思考能力が1つ高まるかもしれませんね。
 
私個人がやっていることで、戦略思考力を高めたい皆さんにお勧めするものとしては、
 
1.新聞やニュースには毎日目を通すこと。これは基本です。
 
2.経済書は自分への投資のつもりで買う。ただ買うだけでなくきちんと計画を立てて読みきることの方が重要です。私は週最低2冊本を読み終えることにしています。普通の形の場合月2冊位の目標を立ててみてはどうでしょう。
 
3.少し目先の変わった情報源も意識と意識して体を広げること。国内の情報だけに触れていると、異質な考え方の訓練がおろそかになります。海外の時情報源に触れることでそれを補うと良いでしょう。英字新聞を読むとい言うのも良いですが、普通の日本人の場合、NHKのBS放送でやっている「BS世界のドキュメンタリー」を見る習慣をつけてみてはどうでしょう?
 
4.海外に出かけること。自分への投資のつもりで年に1回、海外旅行してはどうでしょう。それほど高いツアーでなくていいので、上海、香港、釜山、サンノゼ、パリといった具合に行ったことがない街から順番に出かけて、日本との違いを体感してみるのは良い訓練だと思います。
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知識を蓄え、考えることが基本だと著者は言っています。とても薄い本ですが、中身が詰まった面白い本です。
 
人気書籍である理由がよく分かりました。